カーブフリック
別名:カーブフリック入力
【英】curve flick, curve flick input
カーブフリックとは、MicrosoftがWindows Phone「Mango」で採用したタッチインターフェース向けの日本語入力方式である。
カーブフリックの基本的な入力方法は「フリック入力」と同様で、ひらがな50音の行を示すキーに対して上下左右いずれかの方向にフリックすることで、「いうえお」の段の文字を入力できる仕組みとなっている。カーブフリックでは、さらに指を右回り・左回りにスライドさせることで、該当文字に対して濁点・半濁点・拗音・促音などを追加入力できるようになっている。
例えば「ぶ」と入力する場合、「は」のキーにタップしたまま上方向にスライドさせると「ふ」が選択できる。そのまま右側に指をスライドさせることで、濁点を追加で入力し、「ぶ」が選択できる。「ふ」から左側に指をスライドさせると「ぷ」が入力できる。
従来のフリック入力では、濁音を入力する場合に、清音を入力した後で別途キーをタップする必要があったが、カーブフリックでは一回の動作の中で、濁音や小文字まで入力し終えることができる。カーブフリックはWindows Phoneの独自機能の一つとして注目を集めている。
参照リンク
Windows Phone - (Microsoft)
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