最大化
読み方:さいだいか
【英】maximize
最大化とは、パソコンの操作においては、表示させているウィンドウの縦横幅を画面全体に広げる操作のことである。
ウィンドウを最大化することで、一つのアプリケーションを画面全体で見渡し、操作することができる。余分なスクロールなどの必要を減らし、作業の効率化を図ることができる。
ウインドウを最大化すると、タスクバーは隠れないが、デスクトップが完全に隠れる。また、最大化されたウィンドウがカレントウィンドウの状態であれば、他のウィンドウは背後に隠れる。複数のウィンドウを同時に見ながら作業する場合には、タイル表示やカスケード表示などが用いられる。
Windowsでは、ウィンドウの右上手に最大化ボタンが用意されており、クリックによってウィンドウの最大化ができる。すでに最大化されている場合、最大化ボタンは「元に戻す(縮小)」ボタンに切り替わる。その他、タイトルバーの上でダブルクリックする、Altキーを押しながらスペースキーを押し、[X]キーを押す、タスクバー上の当該アプリケーションにマウスカーソルを載せて右クリックする、などの操作によっても、最大化の操作を行うことが可能である。
最大化に似た操作にフルスクリーン表示がある。最大化はタイトルバーやメニューバーといった操作部分を画面に含めて表示するのに対して、フルスクリーン表示の場合は、メニューバーなどの操作部分を省いて純粋にコンテンツの部分のみを画面いっぱいに表示する点が異なる。また、最大化に対して、画面からウィンドウを隠す機能は、最小化と呼ばれる。
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