FOMAハイスピード
フルスペル:フォーマハイスピード
【英】FOMA HIGH-SPEED
FOMAハイスピードとは、NTTドコモが提供している高速パケット通信の方式名、および、サービス名のことである。
FOMAハイスピードでは、従来のFOMAで採用されていたパケット通信方式のW-CDMAを拡張した、HSDPAと呼ばれる方式が採用されている。受信時の最大通信速度は3.6Mbpsとなっており、従来のW-CDMA方式と比べて約10倍の速度での通信が可能となっている。また送信時の最大通信速度も384Kbpsと、W-CDMA方式の約6倍の速度を実現している。
FOMAハイスピードを利用することで、テレビ電話を使った通話や音楽のダウンロードなど、データ通信量の多いサービスでも快適に利用することができる。
FOMAハイスピード対応端末「P903iX HIGH-SPEED」
FOMAハイスピードは2006年半ばにサービスの提供が開始された。FOMAハイスピードを利用するためには、「HIGH-SPEED通信」に対応したFOMA機種を用いて対応通信エリア内でサービスを利用する必要がある。通信エリアはサービス提供開始から徐々に拡大しており、2007年3月時点でFOMA通信エリアの70%に対応したと発表されている。
※画像提供 / 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
参照リンク
FOMAハイスピード - (NTTドコモ)
|