NUI
フルスペル:Natural User Interface
読み方:エヌユーアイ,ヌイ,ニューイ
別名:ナチュラルユーザーインターフェース,ナチュラルインターフェース
NUIとは、コンピュータのユーザーインターフェース(UI)のうち、人間にとってより自然な・直感的な動作で操作可能な仕組みや方法のことである。より直接的に対象を指示し、その分だけ直感的に操作できるといった点を特徴とする。
東京工芸大学は2012年3月に「ナチュラルユーザーインターフェースに関する調査」と題して意識調査を実施しているが、その中でナチュラルユーザーインターフェースを「人間の五感や人間が自然に行う動作によって機械を操作する方法」と定義している。また、その例としてタッチパネルとジェスチャーによる操作、音声対話システムなどを挙げている。
ユーザーインターフェース(UI)は、コンピュータと人間との間で情報を受け渡しする方式の総称といえる。その主な分類として、「CUI」(キャラクターユーザーインターフェース)と「GUI」(グラフィカルユーザーインターフェース)がある。コンピュータによる情報の表現手段は、CUIはもっぱら文字情報(コマンド)、GUIは画像(グラフィックス)が主体となっており、コンピュータへの入力手段は、CUIはもっぱらキーボード、GUIはマウスが主体となっている。NUIは、こうした装置を主体とせず、身振り手振りや発話といったより自然な動作を使用する点に特徴がある。
NUIを実現刷る主な方式として、スマートフォンやタブレット端末などで普及しつつあるタッチ操作、Microsoftの「Kinecrt」などが実現するジェスチャー操作、音声アシスタント機能に代表される音声操作などがある。
参照リンク
ナチュラルユーザーインターフェースに関する調査 - (東京工芸大学)
|