OpenSSO
フルスペル:Open Web Single Sign-On
読み方:オープンエスエスオー
別名:Open Web SSO プロジェクト
OpenSSOとは、Sun Microsystemsを中心としてプロジェクトが進められている、オープンソースの、Web上でSSO(シングルサインオン)を実現するための技術のことである。
OpenSSOは、Sun Microsystemsが従来提供してきた「Sun Java System Access Manager」をベースとし、Javaによってプログラミングされている。複数の異なるWebアプリケーションやWebサーバーに対してユーザーの自己同一性を保つための技術的プラットフォームとして期待されている。
OpenSSOと同様にSun Microsystemsが主導しているSSOとして、アプリケーションサーバーの「GlassFish」をはじめ、OpenPotalやOpenESBなどのソフトウェアがあり、併せて利用できる。
OpenSSOが実現しようとするSSOとは、ログオン(ログイン)を行う必要のある複数のサービスについて、一度のサインオンだけで統一的にログオンできるようにしようとする概念である。SSOを実現すれば、個々のユーザーアカウントを設定したり、覚えたり、いちいち入力したりする手間を省くことができる。
OpenSSOは、オープンソースソフトウェアとして無償でソースコードなどを入手できるが、2008年10月には、機能やサポート体制の強化・充実を図った有償版サービス「OpenSSO Enterprise」も発表している。
参照リンク
OpenSSO - (java.net)
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