「アプリケーションソフトウェア」の解説
ソフトウェアパッケージ
特定の業務や目的のために利用されるソフトウェアを総称して「アプリケーションソフトウェア」といいます。「応用ソフトウェア」とも呼ばれます。文書作成、グラフの作成、画像編集、など、各種目的に応じて使い分けられます。
代表的なアプリケーションソフトウェアの分類として、「ワープロソフト」、「表計算ソフト」、「プレゼンテーションソフト」などがあります。また近年では、文字をはじめ画像、音声などの要素を複合してマルチメディアコンテンツを作成できる「マルチメディアオーサリングツール」の重要性が増しています。
ワープロソフト
「ワープロソフト」は、主に文書の作成や印刷に利用されます。行間や文字サイズの調整、フォントの変更、図やイラストの挿入といった、文章の読みやすさや表現力を向上させる機能が多数用意されています。
表計算ソフト
「表計算ソフト」は、主に表の形式を利用した計算や数値管理を行うためのアプリケーションソフトです。関数の利用やグラフ化機能、データ管理機能なども充実しており、統合的なソフトウェアとして用いることが可能です。
プレゼンテーションソフト
「プレゼンテーションソフト」は、スライド形式で表示される資料を作成し、また、その発表に利用できるアプリケーションソフトです。第三者にビジュアルで何かを伝達する際によく利用されます。
WWWブラウザ(Webブラウザ)
「WWWブラウザ(Webブラウザ)」は近年のインターネットの進展によって重要性を増しているアプリケーションソフトウェアの一つです。多くの場合は、単体で販売される商用ソフトウェアではなく、OSに附属するなどの形式で無償で提供されています。Webブラウザでは、単にホームページを閲覧するだけでなく、検索サイトなどを利用することで欲しい情報を効果的に収集できるという利点を持っています。
検索するための言葉(キーワード)が一般的な単語などである場合、大量の情報が検索結果としてヒットします。そのような場合には、検索条件の絞り込み行うことで、目的の情報に到達しやすくなります。よく利用される絞り込み検索の手法として、複数のキーワードをすべて含む情報を検索する「AND検索」や、複数のキーワードのいずれかを含む情報を検索する「OR検索」、複数のキーワードのうちいずれかを含み、かつ、残りのキーワードは含まない情報を検索する「NOT検索」などがあります。絞り込み検索を行う表記法は、検索サイトによって異なる場合があるので、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
ソフトウェアパッケージ
アプリケーションソフトウェアの最も一般的な提供形態は、ライセンスとソフトウェアを一つのパッケージ商品として販売する「ソフトウェアパッケージ」です。購入したパソコンにあらかじめインストールされている「プリインストール」販売などに対して、通常の販売形態がとられているソフトウェアを「パッケージソフトウェア」などと呼ぶこともあります。