「データベース方式」の解説
データベース
「データベース(Data Base)」とは、大量のデータを一定の規則に従い蓄積し、一元的に管理できるようにしたシステムの総称です。データベースを構築することにより、データの重複や散逸を防ぎ、同時に、ある項目に着目して特定のデータを取り出すというような効率的なデータの取扱いが可能となります。
簡単なものでは名簿や住所録、高度なものではファイルシステムまで、多様な形式のデータベースがあります。大きく以下の3種類に分類することができます。
- 網型データベース(ネットワークデータベース)
- 複数の項目が互いにリンクし合う形式のデータベースです。子データは複数の親を持つことができ、多対多の関係を持たせることができます。
データベース管理システム
データベースの管理、運用には「データベース管理システム(DBMS)」が必要となります。これはデータベースソフトウェアを用いて実現され、データを構造的に蓄積して一貫性を保ちながらユーザがデータベースをいつでも正しく利用できるようにします。データベース管理システムには、複数の利用者が大量のデータを共同利用する目的があります。