「データベース設計」の解説
データベースの設計には、「データ分析」、「データ設計」、「データの正規化」などの概念が含まれます。
データ分析
データベースにおけるデータ分析では、次のような事柄が重要な考え方となります。
- 「目的の明確化」・・・ 業務の流れに沿ったデータベースを構築する
- 「データの流れ」・・・ データの活用に必要な結果のイメージとそれに合わせた入力項目を決める
- 「テーブル設計」・・・ 入力項目や必要となる結果イメージを実現する
データの設計
関係データベース(リレーショナルデータベース)の場合、データは「テーブル(表)」の形式で管理されます。テーブルは、項目を表す「フィールド」と、行を表す「レコード」、行を特定する「主キー」で構成されます。
データの正規化
関係データベースを構築する際、まずは、テーブルの形を決めるために「データの正規化」を行う必要があります。正規化を行うことで、データの重複を避け、テーブルが適切に分割できるようなります。このため、データ管理が容易になり、多用な目的に活用すること可能となります。
データの正規化には、「繰り返し項目をなくす」(第一正規形)、「主キーの一部によって決定される項目を別のテーブルに分割する」(第二正規形)、「主キー以外の項目によって決まる項目を別のテーブルによって分割する」(第三正規形)といった段階的順序があります。
ポイント
データの分析・設計に関する考え方を理解しましょう。
データの分析・設計の必要性や、その基本的なプロセスを理解しましょう。