取得時のオプションを指定するには?
解説
getCurrentPosition()メソッド、watchPosition()メソッドの第3引数には、取得時のオプションとしてPositionOptionsオブジェクトを指定することができます。
PositionOptionsオブジェクトでは、以下のオプションを指定することができます。
「enableHighAccuracy」 | 現在位置の取得を可能な限り精度の高い方法で行うかどうか、true/falseで指定。 |
「timeout」 | 取得処理のタイムアウトまでの時間をミリ秒で指定。 |
「maximumAge」 | 1度取得した現在位置の情報をキャッシュしておく場合に、時間をミリ秒で指定。 |
以下は、getCurrentPosition()メソッドに取得時のオプションを指定した例です。|
// オプションに
// 「可能な限り精度の高い方法で取得」
// 「取得処理は1秒でタイムアウト」
// 「取得した現在位置の情報を10分間キャッシュする」
// を指定。
navigator.geolocation.getCurrentPosition(successCallback,
errorCallback,
{enableHighAccuracy:true, timeout:1000, maximumAge:600000});
function successCallback(position) {
// 成功時の処理
}
function errorCallback(error) {
// エラー時の処理
}
(PositionOptionsオブジェクトの詳細は「Geolocation API関連メソッド、属性一覧」をご覧ください)
関連項目
Geolocation API関連メソッド、属性一覧