試験範囲と内容
ITパスポート試験は、いくつかの分類に分かれており、各項目に合わせた問題が出題されます。平成21年度の4月に行われる最初の試験、および、秋に行われる2回目の試験に関してはペーパー方式が採用されます。2011年度にはCBT方式の導入が予定されています(2008年12月現在)。
また、初級シスアドでは、午前と午後に問題が分かれていましたが、ITパスポート試験では午前問題のみとなります。出題数は小問形式が88問、中問形式が12問で、合計100問。得点は1000点満点です。試験時間は165分となっています。
ITパスポート試験の問題は「ストラテジ系」、「マネジメント系」、「テクノロジ系」と大きく3つに分類されます。
ストラテジ系は経営全般、マネジメント系はIT管理、テクノロジ系はIT技術に関する分野です。
ストラテジ系から35%、マネジメント系から25%、テクノロジ系から40%が出題されます。合格基準は1000点満点中600点以上、かつ、分野別満点の30%以上となっています。
本特集では、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系を大分類とし、それらに紐付く中分類というように系統別の解説をしています。それぞれの項目を見ていくことで試験の傾向や出題範囲を把握し、ITパスポート試験の合格を目指してください。

それでは、がんばっていきましょう!