インターネット通信衛星
読み方:インターネットつうしんえいせい
別名:インターネット衛星,ネット衛星
インターネット通信衛星とは、インターネット通信への利用を主な目的とする通信衛星のことである。とりわけ2014年現在では、NICT(情報通信研究機構)とJAXA(宇宙航空研究開発機構)が開発した実験用の静止衛星「きずな(WINDS)」の通称として用いられることが多い。
インターネット通信衛星「きずな(WINDS)」は、2008年にH-IIAロケットで打ち上げられた。VSAT(超小型地球局)との間で最大155Mbpsの受信、6Mbpsの送信を実現する他、大型アンテナを使用することにより最大1.2Gbpsの双方向通信を実現するという。
インターネット通信衛星は地上のインフラに比べてカバーできる範囲が広域に及び、自然災害などの影響を受けにくいといった利点がある。国内または国内と周辺アジア諸国を高速インターネットで接続するインフラとして、あるいは災害対策をはじめとする各分野の通信インフラとして、実験検証が進められている。
参照リンク
超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS) - (JAXA)
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