iNSPiC REC
読み方:インスピックレック
iNSPiC RECとは、キヤノンが発売した小型デジタルカメラである。
iNSPiC RECは、本体の端にあるカラビナの機構が特徴的な、手の平に収まる小型サイズのデジカメである。小型な上に重量は約90gと軽く、IP68相当の防水防塵性能と、高さ2メートルからの落下に耐える耐衝撃性能を備えている。キーホルダー感覚で持ち歩いて気兼ねなくラフに扱える。
iNSPiC RECの有効画素数は約1300万画素(13メガピクセル)である。これは昨今のカメラ専用機よりはスマホのアウトカメラ並の水準といえる。本体にはディスプレイやファインダー、フラッシュ、望遠(ズーム)機能などが備わっていない。カラビナの枠内をファインダー代わりにして被写体や風景を確認する方式となっている。撮影された画像はPCやスマートフォンに転送してから確認する形となる。簡素かつ頑丈という設計は、トイ感覚で使い倒すというコンセプトに合致している。
iNSPiC RECは、2019年半ばにクラウドファンディングを通じて出資者(購入希望者)が募られ、短期間で出荷予定台数が全て応募で埋まり、注目を集めていた。そして2019年12月に一般販売が開始された。
※画像 / キヤノンマーケティングジャパン株式会社
参照リンク
iNSPiC REC
|