コネクテッドカー
【英】connected car
コネクテッドカーとは、常時インターネットに接続され(connected)、ICT端末あるいはIoT端末として機能する乗用車のことである。コンセプト自体は「スマートカー」と同様であり、ネットワークに接続されているという点に特に着眼した呼称である、といえる。
コネクテッドカーは、常時リアルタイムにクラウド等と接続・連携することにより、周辺地域や道路の状況、渋滞の状況などをリアルタイムで知らせたり、車両や運転手の状態をモニタリングしたり、あるいは緊急時に車両の位置や破損情報を発信したり、といった機能を実現しうる。モバイルアプリと連携した無駄の少ないカーシェアリングも実現しうる。音声アシスタントを通じてクラウドサービスを利用するといったスマートデバイスの用途も加わる。
コネクテッドカーの構想は2010年代後半現在ちょうど実用化が進みつつあり、各自動車メーカーが開発に力を注いでいる。2018年現在、トヨタ自動車は「コネクティッドサービス T-Connect」の名称を冠したコネクテッドカーおよび付帯サービスの提供を開始している。
参照リンク
情報通信白書(平成27年版)第2部第1節 - 総務省
トヨタのコネクティッドサービス - トヨタ自動車
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