アーリーマジョリティ
別名:アーリーマジョリティー,前期追随者
【英】early majority
アーリーマジョリティとは、マーケティング論のひとつである「イノベーター理論」における「採用者」の区分のうち、アーリーアダプターに追従する形で受容し始める利用者層を指す語である。
イノベーター理論では、新規に登場した商品やサービスの受容者を、需要が早い順にイノベーター、アーリーアダプター、アーリーマジョリティ、レイトマジョリティ、ラガード、という5つの層に区分している。アーリーマジョリティは、受け入れ段階は平均的(中間的)と言えるが、その中では比較的早期に物事を受け入れる層といえる。アーリーアダプター(オピニオンリーダー)とレイトマジョリティをつなぐ位置づけと言うこともでき、ブリッジピープルと呼ばれることもある。
アーリーマジョリティは採用者全体の34%を占めるとされる。
イノベーターからアーリーアダプターを経てアーリーマジョリティが受容するに至れば、普及率は一挙に増進するとされる。イノベーターとアーリーアダプターが全体に占める割合は「16%」である、これを突破できるか否かが成功を左右する境界となる。この普及率16%の境界は「クリティカルマス」と呼ばれている。
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