コネクタ
別名:コネクター
【英】connector
コネクタとは、コンピュータと周辺機器、電子機器などを接続し、電気的に連絡可能とする、接続器のことである。
コネクタは、一般的には、数本から数十本の複数のライン(信号線)や電源ラインを寄り合わせた伝送線接触させ、信号や電源をやり取りために設けられる。それぞれペアとなっているラインを固定し、間違いなく結線できるようになっている。
コネクタの材質には、樹脂もしくは金属が用いられるが、信号を送るピン(端子部分)には電気を通す素材が、ピン間およびピンとほかの金属との間には耐熱性のある絶縁物が用いられている。
コネクタの形状や規格は、接続する装置や電子部品ごとに定められている。例としては、PS/2、D-Sub、RJ-45、IEEE 1394、USB、SCSI、RJ-11などを挙げることができる。
コネクタはケーブルの先端と機器側に設けられ、それぞれ、凸型になっている「オス」と凹型になっている「メス」をペアとして用いられる。コネクタによっては、オスメスの物理的形状が一致しても、内部の信号線の組み合わせが異なるために、通信が成立しない組み合わせとなる場合もありうる。
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