ゾンビアプリ
【英】zombiie apps
ゾンビアプリとは、ゾンビに関するアプリ、あるいは、何らかの意味でゾンビに例えられるアプリである。プロセスがゾンビ化する(ゾンビプロセスを発生させる)アプリを指すことが比較的多い。
ゾンビプロセスを発生させるという意味でのゾンビアプリは、一般的に、アプリを終了してもプロセスが消えずに残ったり、何もしていない状態でプロセスが立ち上がったりといった挙動をするものを指す。ゾンビプロセスはバッテリーの消耗を早めるなどの悪影響に繋がることがある。ゾンビアプリを特定してアンインストールしたり、タスク管理アプリ(タスクキラー)を使用してプロセスを消すなどの対応を取ることで、改善が図れる場合がある。
また、アプリケーションストアに登録・公開されていながら、まだ1度もダウンロードされておらず、アプリの紹介ページも閲覧されていない、「生ける屍」状態のアプリという意味でゾンビアプリの呼び名が用いられる場合がある。ドイツの調査会社Adevenは、App Storeに登録されているサードパーティ製アプリ約40万本が、一度もユーザーに発見されたことがないゾンビアプリであるという調査結果を報告している。40万本はApp Storeの全アプリの約2/3に相当する。
また、ゾンビをテーマとするゲームアプリなどを指してゾンビアプリと呼ぶ場合も多い。ゾンビを倒す、ゾンビから逃げる、撮影した自分の顔写真をゾンビ風に加工するなど、さまざまな趣向のアプリがある。
参照リンク
App Store infested with zombie software, claims analytics startup Adeven - (gigaom.com。英語)
|