ハンディスキャナー
読み方:ハンディースキャナー
別名:ハンディスキャナ
ハンディスキャナーとは、光学式読み取り装置(スキャナー)の読み取り部分を手に持ち、読み取る対象に装置をかざたりなぞったりして、読み取りを行う方式のスキャナーを指す呼び方である。バーコードリーダーあるいはQRコードリーダーを指す場合が多い。
一般的な据え置き型のスキャナーは読み取る対象(書類など)をスキャナーの上に乗せ、読み取り部分を機械的に走査させる方式である。この方式のスキャナーはフラットベッドスキャナーと呼ばれる。あるいは、読み取り部分は固定されており、読み取る対象を動かすことで読み取りを行う方式のスキャナーもある。この方式のスキャナーはドキュメントスキャナーと呼ばれる。ドキュメントスキャナーは卓上における程度に小型化され「モバイルスキャナー」と銘打って販売されることも多い。
ハンディスキャナーは小売店のPOSシステムなどでバーコードを読み取る端末として普及している。最近では写真なども画像情報として読み取り可能、かつ乾電池式で携帯性にも優れた個人向けハンディスキャナーも登場し人気を集めている。
なお英語ではハンディスキャナーを handy scanner と呼ぶ例はそう多くなく、mobile scanner(モバイルスキャナー)あるいは portable scanner(ポータブルスキャナー)と呼ばれる例が多い。
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