タッチレスインターフェース
別名:ホバー操作,タッチレスインタフェース,タッチレス操作,タッチレスIF,非接触型インターフェース,非接触型インタフェース
【英】touchless interface
タッチレスインターフェースとは、端末(入力装置)に直接触れることなく操作できるヒューマンインターフェースのことである。
一般的には、タッチレスインターフェースといえば、特に身振り手振り(ジェスチャー)による操作が可能な「ジェスチャーインターフェース」を指すことが多い。ジェスチャーの他にも、音声による操作などをタッチレスインターフェースに区分できる。
タッチレスインターフェースを利用すれば端末に触れなくて済むため、水仕事中で手が濡れていたり、手が汚れていたりしても、何ら支障なく操作を行える。タッチパネルに指紋や手脂がつくこともなく、一々ちゃんと触れる必要があるタッチインターフェースに比べてストレス軽減も期待できる。
タッチレスインターフェース(ジェスチャーインターフェース)の多くは、センサーを利用して対象の座標を特定し、対象の特定の動きを検出した場合に対応する操作が実行される、といった方式で操作を可能としている。対象の位置特定には、赤外線、超音波、撮像素子で撮影したイメージの差分検出などが利用されている。
タッチレスインターフェースが導入された入力装置の例として、Microsoftが2010年に発売したXbox 360向け入力システム「Kinect」を挙げることができる。スマートフォンやタブレット型端末においては、「Xperia sola」にフローティングタッチを搭載したソニー、「ARROWS Tab」にハンドジェスチャーコントロールを搭載した富士通をはじめとして、パンテック、サムスン電子、パナソニックなど複数の端末メーカーがタッチレスインターフェースを搭載した端末を発表している。
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