ITパスポート試験
読み方:アイティーパスポートしけん
ITパスポート試験とは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が2009年度から実施する、情報処理技術者試験のレベル1に相当する試験の名称である。
ITパスポート試験は、初級システムアドミニストレータ試験(初級シスアド試験)に替わるものとして登場した、エントリーレベルの試験である。初級シスアド試験と比較すると、ITパスポート試験は、出題範囲はより広範になり、難易度はやや易しくなったとされる。
ITパスポート試験の出題範囲は、経営全般を扱う「ストラテジ系」、IT管理関係を扱う「マネジメント系」、IT技術関係を扱う「テクノロジ系」、の3つの分野に大別されており、そこから、さらに9つの大分類と23の中分類が設定されている。出題数は全100問、1000点を満点とする。総合得点が満点の60%を満たし、かつ、3つの分野ごとに満点の30%以上を満たしていた場合に、合格となる。
ITパスポート試験は、春と秋の年2回実施される。2009年の時点ではペーパーテスト方式で試験が行われるが、2011年を目処にCBT(Computer Based Testing)と呼ばれる入力方式が採用される予定となっている。
参照リンク
ITパスポート試験情報
ITパスポート試験紹介サイト
ITパスポート試験対策BINARY
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