PSE
フルスペル:Product+Safety+Electrical appliance & materials
読み方:ピーエスイー
PSEとは、2001年に施行された「電気用品安全法」の通称、および、同法に基づき電気製品が所定の安全基準を満たしていることを示するため付与されるマークの通称。同法の規定する安全基準が満たされている製品について、同法第10条を根拠にマークを表示できる。
電気用品安全法は「PSE法」、マークは「PSEマーク」と呼ばれることが多い。
PSEマークは、所定の適合性検査、技術基準への準拠、ないしは事業の届出といった義務が履行されたことを示す。PSEマークの表示の有無は、漏電による火災などのような事故を誘発しやすい粗悪品ではない、ということを示す判断材料になる。
PSEマーク自体は届出事業者がめいめい付与するものであり、国から個別に認可・認証を取得する種類のものではないが、マークのない電気用品の販売は禁止されている。
配線器具や電熱器具などのような、特に高い安全性が要求される製品区分は「特定電気用品」と呼ばれ、厳重な審査の対象となる。審査を経た製品には、枠が菱形の「特定PSE」マークが付与される。特定電気用品以外の電気用品には枠が円形のPSEマークが付与される。
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