Kumo
別名:Kumo.com
Kumoとは、Microsoftによる次世代検索技術、もしくは検索サービスの開発コード名である。後に正式名称「Bing」として発表された。
Kumoに関する話題がWeb上で広まったのは2009年3月頃である。2009年3月10日時点で、Microsoftによる正式な発表は行われておらず、推測の域を出るものではなかったが、各ニュースサイトでは、MicrosoftによってKumo.comのドメインが取得され、商標登録されたことなどが報道された。
Live Search開発チームの公式ブログでは、2009年3月3日付けで「Testing…One…Two…Three!」というタイトルのエントリーが投稿されている。そこでは、「Kumo」のロゴが見えるスクリーンショットが掲載されると共に、内部テストを行っていることが記述されている。
2007年以降、MicrosoftはWindows Liveの検索エンジンとしてLive Searchを提供しているが、Kumo.comは、このLive Searchに替わる新しいブランドして提供されるのではないかと言われた。ちなみに、Kumoの名称は日本語の「くも」に由来し、「雲」(クラウド)と「蜘蛛」(スパイダー)の意味が掛けられているとされている。
2009年5月28日(日本では29日)、Microsoftから次世代検索サービス「Bing」について公式に発表された。Bingは「ユーザーの意思決定を支援する次世代検索サービス」として世界中に向けて提供されている。
参照リンク
Live Search - The official blog of the Live Search team at Microsoft - (英語)
Testing…One…Two…Three! - (英語)
Microsoft、新検索エンジン「Kumo」をテスト - (ITmedia News)
マイクロソフト、検索ブランド候補「Kumo」に注力か - (ZDNet Japan)
Microsoft が商標登録した『Kumo』の正体は? - (japan.internet.com)
マイクロソフト、「Live Search」を「Kumo」の名称でリニューアルか? - (CNET Japan)
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