スクリーンキャプチャ
別名:スクリーンキャプチャー
【英】screen capture
スクリーンキャプチャとは、端末やモニターの画面(スクリーン)に表示された内容をそのまま画像データとして取得する操作のことである。あるいは、そのようにして取得された画像データのことである。
モニター上の表示内容を取得する操作は単に「キャプチャ」とも呼ばれる。特に静止画像として取得することをスクリーンキャプチャという。動画として取得する場合は「ビデオキャプチャ」という。単にキャプチャと呼ぶ場合はスクリーンキャプチャの略として用いられている場合が多い。
スクリーンキャプチャにより取得されて保存された画像データは「スクリーンショット」(スクショ)と呼ばれることも多い。
スクリーンキャプチャとして取得した画面データを印刷(プリントアウト)などにより永続的に(かつ改変困難な状態で)保存したものを「ハードコピー」と呼ぶ。(画像データとして保存されたスクリーンキャプチャをハードコピーと呼ぶ場合もある)。
スクリーンキャプチャの機能は一般的なOSには標準機能として備わっている。ゲームなどのソフトウェアが個別にスクリーンキャプチャの機能を備えている場合もある。スクリーンキャプチャの機能を改善・向上するための
Windowsマシンの場合、キーボードに備わる「PrintScreenキー」を押せばスクリーンキャプチャを取得できる。単に押せば画面全体を、[alt]+[PrintScreen]の組み合わせで押せばアクティブウインドウだけをスクリーンキャプチャの対象に限定できる。取得したスクリーンキャプチャはクリップボードに保持される。これを画像として永続的に保存するには、「ペイント」ツール等に貼り付けて保存する必要がある。
ちなみにWindows 10 には「Snipping Tool」が標準で搭載されており、PrintScreenキーを使わず、かつ任意の範囲を手軽に保存できるようになっている。
Mac OSの場合、[Command]+[Shift]+[3]あるいは[Command]+[Shift]+[4]のショートカットキーで取り込める。またドラッグによる範囲の指定も可能である。
モバイルOSの場合、スクリーンキャプチャの取得方法は、電源ボタンとホームボタンの同時長押しだったり、あるいは電源ボタンと音量ボタンの同時長押しだったりする。
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