ソーシャルコンピューティング
【英】Social computing
ソーシャルコンピューティングとは、コンピュータサイエンス分野の用語で、人間同士のかかわり合いを支援するためにコンピュータシステムを用いるという利用形態のことである。
野村総合研究所(NRI)が2008年11月に発表した「ITロードマップ」の定義によれば、ソーシャルコンピューティングとは、「人間同士が社会的なつながりのなかで、さまざまなコンテンツや活動を共有できるように支援するコンピュータシステムの利用形態を指す概念」であるという。具体的な実現例として、同研究所はブログやSNS、SBM、写真共有サイトや動画共有サイトなどを挙げている。
また、サービスだけでなく、ソーシャルタギングやソーシャルアプリケーションなどの機能もソーシャルコンピューティングを実現する要素であるといえる。
野村総合研究所は、2010年を境にソーシャルコンピューティングは発展を遂げ、サービス間でのデータの持ち運び(データポータビリティ)の実現・普及に繋がっていくだろうと予測している。
参照リンク
ソーシャルコンピューティングのオープン化によりサービスの連携が加速 - (野村総合研究所)
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