画素
読み方:がそ
別名:ピクセル
【英】pixel
画素とは、ディスプレイ上の画面を構成する最小単位のことである。
画素は色情報を持った点として存在する。画像(PICture)の要素(ELement)であることから「ピクセル」とも呼ばれる。ディスプレイは画面に縦横に敷き詰められた画素の集合によって表示を可能にしている。縦と横それぞれに並んだ画素の数によって表示の精細度が左右される。この精細の度合いが解像度と呼ばれる。
解像度は画素の「横×縦」の数で表される。たとえば画素数が横に640個、縦に400個のディスプレイであれば、解像度は640×400と表現される。このとき画面中には25万6000の画素が存在することになる。
ディスプレイに限らず、デジタル画像を構成する色の最小単位のことも画素と呼ばれる。最近では画像処理技術の向上により、画素に色情報だけでなく奥行きや透明度などの情報が付与される場合もある。このような3次元的概念を含んだ画素は、「ピクセル」ではなく特に「ボクセル」(BOX-Element)と呼ばれる。また、テクスチャーマッピングが施された画像における画素は、特に「テクセル」(TEXture-ELement)と呼ばれることもある。
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