O3D
フルスペル:オースリーディー
O3Dとは、Googleが開発した、Webブラウザ上でインタラクティブな3次元グラフィックス(3DCG)を作成する行うためのAPIのことである。
O3Dは、コンピュータのグラフィックカードに直接アクセスして処理を実行させる仕組みを採用している。WebブラウザがAPIを通じてハードウェアのリソースを直接利用することにより、Webアプリケーションでもネイティブアプリケーションのように高速な3次元グラフィックス処理を実現できる。なお、O3DのプログラムはJavaScriptによって記述される。
また、O3Dでは複数の主要なプラットフォームをサポートしている。OSとしては、Windows XP、Windows Vista、Mac OS X 10.5以降のMac OS、Linuxなどをサポートしており、Webブラウザでは、Google Chrome、Internet Explorer、Firefox、Safariなどをサポートしている。
O3Dでは、APIと共にWebブラウザ用のプラグインが提供されている。このプラグインをWebブラウザに追加することで、O3Dの機能が利用可能になる。
O3Dは2009年4月に初めて公開された。Google Code上で、オープンソースで公開されている。
参照リンク
O3D API - Google Code - (英語)
Google Japan Blog: 3D に向けたオープン Web 標準 -O3D の紹介 - (Google Japan Blog)
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