違法ダウンロード刑事罰化
読み方:いほうダウンロードけいじばつか
別名:違法DL刑事罰化,違法ダウンロードの刑罰化,違法ダウンロードの刑事罰化,私的違法ダウンロード刑事罰化,私的違法ダウンロードの刑事罰化,私的違法ダウンロードの罰則化
違法ダウンロード刑事罰化とは、違法にアップロードされたコンテンツをダウンロードする行為に対して、単に違法とするだけでなく、罰則規定を設けて処罰の対象とすることである。2012年6月に成立した改正著作権法で盛り込まれた。
著作権法上、インターネットを通じて不正に配信されている音楽コンテンツや映像コンテンツを、違法にアップロードされたコンテンツと知りながらダウンロードする行為は、私的使用を目的とする場合にも違法行為に該当する。ただし、該当の違法行為に対する罰則規定はなかった。2012年の著作権法の改正により、該当の違法行為に対しては2年以下の懲役、または200万円以下の罰金が科されるようになる。
違法ダウンロード刑事罰化について、インターネットユーザー協会、日本弁護士連合会などは反対を表明していた。2012年6月15日に衆議院本会議で可決し、6月20日に参議院本会議でも可決したことにより、違法ダウンロード刑事罰化を含む改正著作権法は成立した。2012年10月1日から施行させれる。また、改正著作権法にはリッピング違法化なども盛り込まれている。
参照リンク
著作権 - (文化庁)
AnonPR - (Anonymous。英語)
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