Do Not Track
読み方:ドゥノットトラック
別名:DNT,DNT機能
Do Not Trackとは、米国連邦取引委員会(FTC)が2010年に勧告した、プライバシー保護に関する枠組みで、Web上でのトラッキング(行動履歴の追跡)を拒否する仕組みのことである。
Do Not Trackは、主にWebブラウザの機能の一部として追加される。Do Not Trackを有効にしておけば、アドネットワークやWebサイトの運営者などがユーザーのWeb上での行動を追跡することを阻止できる。
2012年6月現在、Internet Explorer 9(IE 9)をはじめFirefox、Safariなど複数のブラウザがDo Not Trackの機能をサポートしている。当初Do Not Trackはデフォルトではオフの状態となっていたが、MicrosoftはIE10でDo Not Trackをデフォルトでオンにすることを発表している。
参照リンク
FTC Testifies on Efforts to Protect Consumer Privacy - (FTC)
Do Not Track - (IETF ドラフト)
Advancing Consumer Trust and Privacy: Internet Explorer in Windows 8 - (Microsoft On the Issues)
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