Unicode 6.0
別名:ユニコード 6.0,ユニコード バージョン6.0,ユニコード ver. 6.0
Unicode 6.0とは、Unicodeコンソーシアムが策定している文字コード「Unicode」の、2011年2月に新たに公開された仕様である。携帯電話の絵文字への対応などを主な特徴とする。
Unicode 6.0では2088文字が新規に追加された。そのうち約半数は記号である。例えば、インドネシアの通貨単位・ルピーを示す記号(U+20B9)などが追加されている。
Unicodeコンソーシアムでは、いわゆる絵文字(picture characters)を「emoji」の呼称で扱っている。Unicode 6.0では日本の携帯電話事業者(キャリア)が主に使用している絵文字が多数追加された。また、Unicode 6.0のemojiと日本の主要キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイル)の絵文字との対応関係を示す「EmojiSources.txt」が同時に公開されている。Unicodeを基準とする絵文字の対応付けが行われたことにより、絵文字がキャリアや端末に依存しがちだった問題の解消(絵文字の統一)が容易になると共に、日本の絵文字が国際標準に位置づけられることとなった。
参照リンク
Unicode 6.0.0 - (英語)
Unicode Version 6.0 - Complete Text of Core Specification Published - (The Unicode Blog。英語)
Emoticons - (Unicode - Roadmap to the SMP)
Transport and Map Symbols - (Unicode - Roadmap to the SMP)
|