Web 1.0
別名:ウェブ1.0
Web 1.0とは、Web 2.0の潮流が現れる以前からWeb上で提供されてきた、多分に前時代的な技術やサービス、ビジネスモデル、あるいは、Webに対する捉え方の総称である。「Web 2.0」の語とともに登場した。
Web 1.0は、Web 2.0の登場によって暗に規定された概念であり、直接の定義のようなものはない。また、Web 2.0の定義も曖昧であり、その上、Web 2.0とあからさまに断絶しているような要素があるわけでもない。ただ、Web 2.0における顕著な特徴の指摘から、いくつかWeb 1.0の特徴を挙げることは可能である。
通常、Web 1.0的と言った場合、時期としてはおおむねインターネットが一般に普及し始めてからWeb 2.0が登場し始めるまでの間、すなわち1990年代半ばから2000年代半ばまでの期間を指していることが多い。
もちろん、Web 1.0的な要素を多分に備えたサービスやWebサイトでも、今なお成功している事例は多く、当時から現在に至るまで成長を続けている企業も多数存在する。その意味で、Web 1.0を単なる旧弊であるということはできない。
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