BS
BSとは、(1)Broadcasting Satellite、(2)Back Space、の略称である。
(1)
フルスペル:Broadcasting Satellite
読み方:ビーエス
Broadcasting Satelliteとは、「放送衛星」ないしは「衛星放送」のことで、放送用電波の送受信を目的として打ち上げられた人工衛星、およびその人工衛星を用いて放送される番組のことである。
放送衛星は、地上の通信ネットワークが整備されていない地域でも大容量のコミュニケーションを可能にする。人口衛星は地上約3万数千キロメートルの静止軌道上に位置して放送波を送信している。放送波を受信するには、専用のアンテナとチューナーが必要となる。あるいは、ケーブルテレビなどを利用しても視聴することが可能である。
地上波放送と異なる点としては、ゴーストがない、水平解像度が若干高い、といったことがあげられる。アナログ放送ではNHK、ハイビジョン放送、WOWOW、音楽ラジオのセントギガが放送されているほか、デジタル放送として、NHKおよび民放各社の番組が放送されている。なお、放送衛星は国際条約において割り当てが決定されており、日本には8チャンネルとなっている。
(2)
フルスペル:Back Space
読み方:ビーエス
BSとは、BSキー、すなわちBack Spaceキーのことである。キーボード上にある特殊キーのひとつで、キートップに「BackSpace」や「BS」と印字されている。入力された文字のうち、カーソルの直前の文字を1文字だけ消去する役割を持っている。
BSキーは、Enterキーのすぐ上に配置されている場合が多い。BSキーの上にはDeleteキーが配置されていること多い。Deleteキーは、カーソルの「直後」にある文字を1文字消去する役割を持つ。また、複数の文字列を選択した場合には、BackSpaceキーもDeleteキーも共に選択対象を消去する動作を行う。
Shiftキーは「操作の反転」の意味を持っているので、Shiftキーを押しながらBSキーを押せば、カーソルの直後の1文字を消去するというDeleteキーの操作が行われる。その他、ブラウザ上でBSキーを押せば1ページ前に戻るといった動作が行われる。
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