FCoE
フルスペル:Fibre Channel over Ethernet
別名:ファイバーチャネルオーバーイーサネット,ファイバチャネルオーバーイーサネット
FCoEとは、ファーバーチャネル(FC)のプロトコルをイーサネットを通じて利用するための技術である。
一般的に、大規模なストレージの運用にはファイバーチャネルを利用したストレージエリアネットワーク(SAN)が構築される。ファイバーチャネルによるSANは、複数のサーバーとストレージとをネットワークで接続可能にするが、プロトコルがLANM(ローカルエリアネットワーク)とは異なるため、別途専用のネットワークを設ける必要があるという難点があった。FCoEは、ファイバーチャネルのプロトコルをイーサネット上で扱い、それによってネットワークをLANに統合することを可能としている。
なお、FCoEを構成する際、FCoEスイッチと呼ばれるスイッチとネットワークカードが必要になる。
FCoEは比較的最近になって登場した技術であり、未成熟な要素もあるとされるが、設備や運用面などでのコスト削減効果が期待されている。
参照リンク
FCoE(エフシーオーイー)とは - (富士通)
|