アウトライン
別名:アウトライン機能
【英】outline
アウトラインとは、一般的には輪郭や大筋といった意味を表す単語である。特にExcelにおいては、リスト形式になっているデータの詳細部分の表示と非表示を切り替えるための集計機能を指す。
Excelでアウトラインを用いると、ワークシートの特定の範囲について、詳細レベルを折りたたんで見出しや合計が入力された行、または、列だけを表示したり、合計行、または、合計列の隣に詳細データを展開して表示したりすることができる。
アウトラインを設定すると、ワークシートの周りにアウトライン操作用のアイコン領域が表示されるようになる。ここに表示された記号をクリックすることで、詳細レベルの表示と非表示を切り替えることができる。詳細データの表示の切り替えは最大8階層までの入れ子構造にすることができる。
Excelでアウトラインを設定するには、自動設定と手動設定の2通りの方法がある。自動設定では、詳細データと合計行、または、合計列とが隣接している場合に設定することができる。自動設定を実行すると、数式や参照などの方向に基づいて、選択したセル範囲、または、ワークシート全体にアウトラインが自動作成される。手動設定では、特定の範囲を指定して、アウトラインが作成できる。
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