リモートアシスタンス
【英】Remote Assistance
リモートアシスタンスとは、Windows XPの機能のひとつで、ネットワークを通じて自分のパソコンを遠隔地にいるユーザーのパソコンの画面に表示させ、実際に操作してもらう機能のことである。操作に不慣れなユーザーが、上級者に操作を手ほどきしてもらうのに用いられる。
操作を助けてほしいユーザーは、メッセンジャー(Windows Messenger)や電子メールなどから遠隔地のユーザーに願い出る。メッセージを受け取ったユーザーは、リモートアシスタンスのセッション開始を要求する。これに許可が与えられれば、パソコンのデモンストレーションや操作の指導などを受けることができる。
Windowsの機能のひとつであるリモートデスクトップも、遠隔地から操作するための機能を持つが、リモートデスクトップでは一方的に操作をすることに限定されている。リモートアシスタンスでは、同じ画面を共有して接続する側もされている側も操作することができるようになっている。このため、操作方法を教わりながら実際に操作してみるといった作業が可能になる。リモートアシスタンスと同時にMessengerのチャット機能などを利用して、文字会話を行うこともできる。
遠隔地側のユーザーは、操作対象となるパソコンの正規のアカウントを持っていなくても操作できる。しかし勝手にアクセスされては困るため、操作できる人を指定したり、操作に制限を加えることもできる。
参照リンク
Microsoft TechNet(リモートアシスタンスのガイド)
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