CryptXXX
CryptXXXとは、2016年に発見されたランサムウェアである。セキュリティベンダーのトレンドマイクロなどが注意喚起している。
CryptXXXは攻撃対象のPC上のデータを勝手に暗号化して閲覧不可能にし、復号するために対価を要求する、いわゆる暗号化型のランサムウェアである。トレンドマイクロによれば、CryptXXXは暗号化型ランサムウェア「CRYPTESLA」の活動停止と入れ替わるようにして登場し、CRYPTESLAと同様に不正広告や改竄されたWebサイト等を通じて拡散するという。ある亜種はファイルの暗号化だけでなく画面ロックを行ってユーザがデスクトップにアクセスできないようにする機能も備えているという。
トレンドマイクロはランサムウェアから身を守る対策として、ソフトウェアを常に最新のバージョンへアップデートすること、怪しいWebサイトや添付ファイルに不用意にアクセスしないこと、321ルールにしたがいバックアップをとること等の対策を紹介している。
参照リンク
暗号化型ランサムウェア「CryptXXX」、「CRYPTESLA」の後継となるか - トレンドマイクロ セキュリティブログ
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