Google Print
読み方:グーグルプリント
Google Printとは、Googleが2005年に米国で提供を開発した、書籍をデジタルデータ化して全文検索の対象とするサービスのことである。「Google Book Search」(Google ブック検索)の前身となった。
Google Printでは、Googleが出版社と契約を結び、書籍をスキャン、そしてGoogleのWeb検索を同様に公開する計画を推進した。Google Printが初めて発表された際、Googleは、著作権侵害を危惧する米国の大手出版社や作家協会などから猛烈に反発された。ただし、後に和解を成立させている。
なお、Amazon.co.jpでは、自社のWebサイトで販売している書籍に対して、著作権者が許可した書籍に内容を一部そのまま閲覧できる「なか見!検索」の機能を、2005年11月から提供している。
Google Printは、後に「Google Book Search」と名称と変更し、本格的に運用が開始された本文の全文検索の他、関連書籍の購入に繋がるリンクの表示、プレビュー画面などが閲覧可能となっている。2007年7月には、「Google ブック検索」として日本語版のサービスも開始された。既に、慶應義塾大学などが蔵書のデータ化へ参加している。
参照リンク
Google ブック検索
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