SmartMedia
読み方:スマートメディア
SmartMediaとは、メモリーカードの規格のひとつで、東芝によって開発された小型のフラッシュメモリーカードのことである。
サイズは縦45.0×横37.0×厚さ0.76mm(重量2.0g)の切手大で、薄さがメモリースティックやコンパクトフラッシュよりも薄く、構造が単純で安価なことが特徴となる。PDAやデジタルカメラの記憶媒体として用いられ、アダプターを用いればPCカードスロットに差し込むことができ、特にフラッシュパスと呼ばれるアダプターを用いればフロッピーディスクドライブに差し込んでパソコン上で読み書きすることが可能となる。記憶容量は16MBから32MB、64MB、128MBまでの種類がある。最初期の製品以外には、各個別のIDナンバーが与えられており、ポータブルオーディオプレーヤーなどで著作権保護機能としてはたらくようになっている。
オリンパスや富士写真フィルムなどがデジタルカメラの記憶媒体に採用したことでSmartMediaは普及したが、両社は後にSmartMedia後継となるxDピクチャーカードの規格を共同開発し、両社ともxDピクチャーカードへの移行を完了している。
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