SPDY
読み方:スピーディー
SPDYとは、Googleが開発した、Webページの表示を高速化するためのプロトコルである。2009年11月12日に公式ブログで発表された。2015年にSPDYのサポート終了が宣言されている。
SPDYは、OSI参照モデルにおけるアプリケーション層に位置するプロトコルである。データストリームの多重化、リクエストへの優先順の付与、HTTPヘッダの圧縮などを行うことでレイテンシを削減し、それによってWeb上のコンテンツの送受信にかかる時間の短縮を図るものである。
SPDYは2009年11月12日に公式ブログで発表された。発表時すでにSPDY対応のGoogle Chromeが開発されている。SPDY対応版Google Chromeのコードは、Google Chromeの開発プロジェクトを通じてダウンロードできた。2015年2月、GoogleはChromeのSPDYのサポートを終了する方針を発表、HTTPの次期バージョンであるHTTP/2のサポートに移行する旨を明らかにした。
参照リンク
A 2x Faster Web - (Official Google Research Blog. 英語)
SPDY: An experimental protocol for a faster web - (Chromium Developer Documentation. 英語)
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