Androidガラケー
別名:アンドロイドガラケー
Androidガラケーとは、スマートフォン向けプラットフォームである「Android」をOSとして搭載しており、かつ、端末本体はスマートフォンよりも従来型の携帯電話(ガラケー)に準じた形状・使い方を踏襲する形で設計された、携帯電話の端末のことである。
Androidガラケーという呼び名は、ガラケー型のAndroid端末をフルタッチパネル型のAndroidスマートフォンと区別する意味で用いられることが多い。スマホ向けモバイルOSはAndroidとiOSが主流であり、うちiOSはApple以外のメーカーに提供されていない、そしてAppleはガラケー型のモバイル端末を製造していない、ということで、「Androidガラケー」は「ガラケー型スマホ」と同義である。
Androidガラケーは、2015年にauが発表した「AQUOS K」の異名として用いられはじめた。なおAQUOS Kは「ガラホ」とも呼ばれた。
同種の呼称としては「Androidケータイ」なども考えられるが、「Androidケータイ」は「Androidスマホ」)Android搭載スマートフォン)を指す意味で用いられやすく、必ずしも「Androidガラケー」の意味で通じるとは限らない。
2019年現在もガラケー型の端末は小規模ながら需要があり、廃れることなく新製品が出続けているが、そのプラットフォームがAndroidか否かという部分はことさらに注目されなくなっている、というよりは、半ばAndroidであることが前提となりつつある。たとえば「ドコモケータイ」シリーズの最近の端末は基本的にAndroidを搭載しているが、スペック表の「OS」の欄は埋められていない状態であったりする。
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