FREQUENCYの解説

度数分布表を作成する方法

FREQUENCY関数を使用すると、度数分布表を作成することができます。度数分布表は、複数のデータがあった時に、各データがどの区間に属するかを調べてデータの数を表示するものです。度数分布表の例としては、テストの結果の点数から、10点ごとの区間の人数を調べる時などが挙げられます。

=FREQUENCY(データ配列,区間配列)

1. 「データ配列」･･･度数分布表の元になる数値のセルの範囲を指定します。
2. 「区間配列」･･･度数分布表の区間のセルの範囲を指定します。

入力例

点数区間の列には、50点台、60点台、70点台、80点台、90点台と入力し、その左側の列に「区間」の名前の列を作成して、点数区間の最高点を入力します。区間の列はFREQUENCY関数で使用します。

F2からF6までフィルハンドルのドラッグを行い、

=FREQUENCY(B2:B11,D2:D6)

と入力してCtrlキーとShiftキーを押しながらEnterキーを押します。

点数区間ごとの人数を表示します。

補足

度数分布表の元は数値であることが多いですが、日付や時刻を指定することもできます。次の例では、社員の出社時間の度数分布表です。