PERCENTRANK, PERCENTRANK.INCの解説

数値がデータ範囲のどの割合にあるかを調べる方法

PERCENTRANK関数、あるいは、PERCENTRANK.INC関数を使用すると、数値がデータ範囲のどの割合にあるかを調べることができます。PERCENTRANK関数もPERCENTRANK.INC関数も結果は同じになります。

=PERCENTRANK(配列,x,有効桁数)

1. 「配列」･･･数値データを含む配列またはセルの範囲を指定します。
2. 「x」･･･どの割合にあるかを調べる値、あるいは、セルを指定します。
3. 「有効桁数」･･･計算結果として返される百分率の有効桁数を指定します。省略可能で、省略すると小数点以下第3位まで表示します。

=PERCENTRANK.INC(配列,x,有効桁数)

1. 「配列」･･･数値データを含む配列またはセルの範囲を指定します。
2. 「x」･･･どの割合にあるかを調べる値、あるいは、セルを指定します。
3. 「有効桁数」･･･計算結果として返される百分率の有効桁数を指定します。省略可能で、省略すると小数点以下第3位まで表示します。

入力例

ここでは、各営業所の売上数が全体のどの割合にあるかを調べます。
「配列」には売上数の列、「x」には売上数のあるセル、割合には「3」をそれぞれ指定します。

=PERCENTRANK($B$2:$B$11,B2,3)

B2の売上数「153880」が全体のどの割合にあるかを調べてその結果の「0.888」をC2に表示します。

C2を選択してC11までフィルハンドルのドラッグを行います。

補足

Excel 2010では、PERCENTRANK関数はPERCENTRANK.INC関数に変更になりましたが、いずれの関数も使用できます。