COUNTIFの解説

条件を満たすセルの数を求める方法

COUNTIF関数を使用すると、条件を満たすセルの数を求めることができます。

=COUNTIF(範囲,検索条件)

1. 「範囲」･･･検索条件を適用するセル範囲を指定します。
2. 「検索条件」･･･数え上げの対象となるセルの条件を指定します。数値、式、文字列、これらを返す関数、セル参照を指定します。

COUNTIF関数は、「範囲」内のすべてのセルについて、「検索条件」との照合を行います。検索条件の種類と例は次の通りです。

ワイルドカードをその文字自体として使う場合は半角チルダ「~」を前に付けます。（「~*」「~?」）

入力例

以下の例で、集計1では1000円より上の支出の個数を集計しています。
集計2では、コードがAAのものの個数を集計しています。

結果は以下のようになります。

集計1では、範囲が「C2:C5」（緑の範囲）で検索条件が1000円よりも上の値の個数ですから、数え上げの対象となるのはC3、C5で、個数は「2」 になります。
集計2では、コード列の「B2:B5」（青の範囲）を、条件"AA"で照合します。
B2、B4、B5が合致しますので、個数は「3」になります。

補足

指定した範囲内のすべての個数を数えるのではなく、何らかの条件にあうものだけを数えたい場合にはCOUNTIF関数を使用します。連続した範囲にある値の個数を数えたい場合はCOUNT関数を使用します。