「データ操作」の解説
データ操作
データベースにおいてテーブルの定義、データの検索・挿入・更新・削除といったデータ操作を行うために、統一された操作方法が用いられます。
データベースの基本的な操作の一つに、データを取り出すための「演算」があります。演算には「関係演算」と「集合演算」があります。
関係演算
テーブルから目的とするデータを取り出す演算を「関係演算」と呼びます。関係演算には条件に合った列を取り出してテーブルを作成する「射影(Projection)」、条件に合った行を取り出してテーブルを作成する「選択(Selection)」、2つ以上のテーブルから条件にあった列を結合してテーブルを作成する「結合(Join)」があります。
集合演算
2つのテーブルから集合の考え型を利用してデータを取り出す演算を「集合演算」と呼びます。集合演算には、2つのテーブルの行を取り出してテーブルを作成する「和」、引かれるテーブルにだけある行のみのテーブルを作成する「差」、2つのテーブルに共通している行を取り出してテーブルを作成する「積」があります。
ポイント
データの抽出などの操作を理解しましょう。
関係データベースを活用するために必要なデータ操作を理解しましょう。